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15の春に願うこと

15の春に願うこと

今年度、日比谷高校で今の制度になってから初めての二次募集が行われました。一次募集の合格者に辞退者が続出し、定員に満たなかったのです。

「塾の実績作りとして、進学する気のない成績上位者を受けさせた」「学芸大附属高校が追加合格を都立の発表日にぶつけてきた」など、原因とされることの憶測が広がっています。

しかし、事実がはっきりするまでにはもう少し時間がかかると思います。

「なぜ日比谷高校で二次募集をすることになったのか」についても気になりますが、「二次募集に願書を出せる,出せない」という話題の方が気になりました。

時期的に都立二次募集の頃には、ほとんどの子が進学する高校が決まっているからです。

日比谷高校を受験できるレベルの子たちがこの時期に進学先が決まっていないとは考えにくい(ほとんどの国立、私立高校は都立より前に試験があります)ので、出願者のほとんどはすでにどこか進学先が決まっているのに、出願しているのではないかという疑義があるのです。

「それなのに出願するのはおかしい」「進学先が本当にない子に譲るべきだ」などの反応がありました。

 受験の口コミサイトなどで「公立高校の入学辞退はできるか否か」という話題が毎年上がります。

公立高校を受かったら、必ず入学するよう指導があるのが(特に地方では)一般的だからです。

今回の場合、日比谷高校は公立高校なので、入学辞退者が多く出たこと自体が問題視され、「辞退した子たちが受けなければ受かった子がいたかもしれない」「うちの中学では公立は辞退できないように指導されているのに不公平だ」となるわけです。

 いずれにしろ、「はっきりとした統一ルールがないから、対応が分かれ、混乱してしまう」ということだと思います。

我が子が受験生になれば「受験が我が子にとって有利なものであってほしい」という思いを、親なら誰もが抱くはずです。

だから、毎年多くの保護者の方が同じようなことで、悩み苦しむのだと思います。

 今日の朝日新聞に、「日比谷高校」2次募集の話から、次善の策としての「都立高校補欠合格の復活」案も記事になっていました。

実際には「補欠合格制度の導入は現時点では難しいだろう」との内容も書かれていました。

 「絶対に我が子には合格してほしい」と願う親心は皆同じです。

私自身、人の親であり、異なる場所で進路指導をした経験もありますが、受験に対する状況は様々でした。

「あの中学とこの中学では対応が違った」「あの担任は許したけど、この担任はだめだった」などということにならないよう、「明確なルール」を示してほしいと思います。

 難しいことは承知していますが、それでも15歳の春がクリアーなものであり、前を向いて新たな1歩を踏み出せる大切な時期にしてほしいと希望しています。