2019.10.24
カテゴリ:鷹取のおもい
「いきものがかり」にかわいい部下ができました
当塾はすぐ近くに山があります。
そのため、毎年塾のドアや窓には明かりを求めて多くの虫がやってきます。その虫を狙うクモもよく巣を作っています。クモの巣は気づいたら、すぐに取るのですが、数日後には新しい巣が張っています。毎年、作られては取りのくり返しです。
学習環境としてはとてもいいのですが、問題は生徒の出入りと共に虫さんも塾内に入ってこられることです。
この前も一匹の蚊が生徒の肩に止まったまま入室し、塾内に入るとともに生徒の肩から私めがけて飛んできました。
私は田舎の出身なので、虫はまったく怖くありません。触ることも平気です。
ですから、御入室いただいた虫様はできるだけ殺さず、そっと外にお帰りいただいています。
しかし、授業中に侵入してきたときの、私が虫を素手でつかんだ瞬間の生徒たちの視線には、ものすごく痛いものがあります。(「うわ、手でつかんでる。こわ!」という心の声が聞こえそうです。)
私も生徒たちのように虫が近寄ってきた時に怖がるような人間だったら、ひょっとしたら人生が変わっていたかもしれないなとも思います。
その役目を毎年1人で担ってきましたが、今年は部下ができました。中1のTさんです。
さすがに私のように素手で触ることはしませんが、紙の上に虫を乗せて外に出してくれます。
Tさん、いつもありがとう!おかげで中1の数学の時間中は「せんせ~」と呼ばれないで済んでいます。
虫が来なくなる冬になるとお役御免ですが、それまで虫専用「いきものがかり」2名で今日も無駄な殺生をすることなく、虫救済に勤しみます。