本日の学習道場の様子を見て、感じたこと

学習道場中、どの子も例外なく頑張っているとは思う。
 
でも、進度・理解度には大いなる違いが出てきてしまう。

一昨日、生徒の一人が「問題を解くスピードを上げるにはどうしたらいいですか」と質問してくれた。

でも、「テクニックで、早くなることはありません。普段からの学習の積み重ねがあって、初めてスピードはついてくるものです。」としか答えられない。

問題を解くスピードが早い子は知識があるから、問題を読んでいる最中から頭の中で「解き方」がすでに浮かんでいて、問題を読み終わると同時にペンが動く。

しかし、スピードが遅い子は知識が足りないから、問題を読んだあとで、「どうやって解くのだろう?」というシンキングタイムが始まる。そしてしばしの時間があってから、やっとペンが動くのだ。

この違いは、学習道場の2週間くらいでは埋まることはない。
 
だからこそ、普段から準備をすることが大切であり、常日頃から知識を増やすことを心掛けることによって、実力が上がるのだ。

文字に書いてしまえば、簡単なことだが、これを実行に移すのはなかなか難しい。

本人の意識が学習に向くことと、学習ができる環境が常に周りにあることが大切になる。

そして、その学習が一過性のものではなく、細く長く(理想は太く長く)継続していくことが必要になる。

今日、学習することが子供の明日を創るのだ。学習で人生を切り開きたいのであれば、すぐに実行するべきだ。

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