都立出願初日

旧7学区

興味深いのは男女ともに「町田高校」「南平高校」の応募が少なかったことです。

三沢中生にとっては「南平高校」の方が気になるところだと思います。昨年度と今年度の南平高校の初日の出願状況の倍率で比べると男子は昨年度1.89倍が今年度1.36倍,女子は昨年度1.72倍が今年度1.17倍と大幅に下がっています。

南平高校では2012年に塾関係者説明会が初めて開かれました。その時に入試時の出願者を増やしたいとおっしゃっていました。その後、徐々に倍率が増えていたので、高校側の努力が実っているのだと思っていました。

久しぶりの低倍率ですが、取り下げ後の出願があるでしょうから、最終倍率や実質倍率は今よりも増えると思います。

旧8学区は昨年度とあまり変化がないようです。

旧10学区

昔から人気のある狛江高校ですが、今年も倍率が高いです。しかしその狛江高校を上回る倍率になったのが神代高校の女子です。狛江高校が1.93倍に対して神代高校は2.11倍と2倍を超えました。神代高校の女子は昨年度が1.73倍でしたので、今年度はかなり厳しい状況になります。

都立高校の場合、たとえ倍率が低くても、1倍を越えれば必ず不合格者が出ます。1000点満点中の内申分の得点はすでに決まっているのですから、当日点(入試得点)で決まります。試験当日に1点でも多くの点が取れるよう、残りの日々を計画的に学習してほしいと思います。

「倍率が低いから」と気をゆるめては絶対にいけないのです。

毎年、当塾でも最後まで愚直に学習と向き合う生徒は倍率に関係なく合格しています。

中3生には、健康面に留意しながら、ただひたすらに学習に向かい、全力で入試に挑めることを祈り、応援していきます。