「問題がよくわかった」

今日のオンライン学習道場の終了時の「反省」の中に、「問題がよくわかった」という感想を書いた子がいた。

その子は新入塾生の中の一人だ。

「入塾したばかりなのに、それは良かったね!」となる話だろう。

でも実はその子は、私が今日の道場の様子を見て、本人を呼んで話を聞こうと思っていた子だったのだ。

「反省」文を見たとき、「やはりそう書いてきたか」と思った。勉強のお作法をまだ知らないのだから当然か。

問題点は2つ。

よく考えずに、問題を適当に解いている(様子)。

すぐに答えを見て、答えを写すだけで、間違った問題をスルー。

画面越しでも分かるような、あからさまな「ただ答えを写すだけ」「写したら分かった気になる」の間違った学習方法の典型であった。

答えを写せば頭に入ると何となく思ってしまっている子がどれほどいるか想像できるだろうか。

だから、子どもたちが「学習のお作法」を身につけられるようにこれからもしっかり指導しよう。そして、「書き写して満足」の学習から脱け出し、本当の学習ができるように導いていこう。

このオンライン学習道場の反省を見てあらためて強く思った。