中1生の塾帰り

中学1年生の女の子。

塾前から、自宅へ帰るその背中をじっと見守る。

すると、その背中越しに、遠くの方から明るい懐中電灯の光が近づいてくる。

「今日もお父さんがお迎えにいらっしゃったのだ」とすぐわかる。

1学期はその光に向かって駆けだしていた。

今は光に向かってゆっくり歩いている。

こんな所にも成長を感じるが、「お父さんにとっては、ちょっと寂しいかな」と思ってしまった。