今年は丑年

今年は丑年だ。

菅原道真公が亡くなり、その後、天神様として祀られ、学問の神様になった。天神様を祀る神社は「○○天満宮」や「○○天神」という名前がついている。そしてそれらの神社には必ずと言っていいほど、牛の像がある。頭を撫でて祈願することで「頭が良くなる」とか「撫でた体の部分が良くなる」と言われている。
布多天神社の梅
当塾でも毎年、生徒の合格や学力向上を御祈願しに調布市にある「布田天神社」に参るが、やはり牛の像がある。なぜかわからないが、布田天神社の牛は頭ではなく、鼻を撫でられるので鼻がツルツルしている。

なぜ、天神様が祀られるお社には牛の像があるのか。これは菅原道真が亡くなる際に自分の亡骸は牛に引かせるように遺言しており、亡骸を引いていた牛が動かなくなった場所を墓所とし、それがのちに太宰府天満宮になったという逸話から、牛の像が置かれるようになったという。

牛は「わらや干し草」を食べるが、それらにはほとんど栄養はないと言われている。牛はそれらを何度も咀嚼しては4つある胃に順番に食べ物を落とし、それを反芻して、口に戻して咀嚼する。それをくり返しているうちにほとんど栄養がなかった餌に微生物がつき、栄養を取れるようになる。栄養のない藁や干し草を自ら栄養源に変えて、体を大きくできる様子を、菅原道真は「学問と同じだ」と思ったそうだ。

知識も自分の中で咀嚼し、何度も反復する以外に身につけることができない。

冬期講習会中に中2生に来年度の入試に向けての話をした時にこのような話をした。

11日から1月授業が始まった。

難しいことも何度も考え、解き直して知識を増やし、何度も何度も繰り返し、実力をつけたいものだ。