得点よりも大切なこと

当塾の前を通ったことがある方ならご存知だと思うが、当塾のガラス窓には定期テストで生徒たちが取った得点がここぞとばかりに貼ってある。一応テストごとに変えているのだが、点数がほとんど変わらないせいか、代わり映えがしない。

そんなふうに点数を掲げている塾だから、当塾を「得点のみを目指す塾」と思われる方が多いように感じる。

お問い合わせいただいた時に「点数を上げてくれる塾と聞いた」とおっしゃる方が最近多いからだ。

しかし、当塾の主眼は得点にはない。当塾は「基礎基本を徹底的に身に付けること」「日々の学習を通して、正しい学習のお作法を身に付けること」そして「身につけたことを日々の生活に応用すること」が目指すところである。

基礎基本や正しい学習方法が身に付けば得点はついてくるものだと思う。その証左として掲示の得点がある。

地道な練習を日々くり返す塾なのだ。生徒一人ひとりが学習の基礎基本を盤石なものとして身に付けるべく努力している塾だ。

昨日もまだ学力にばらつきのある中2生に「得点を取るためだけに学習してはいけない」と話をしたばかりだ。

このようなコロナ禍でも入試の日程に変更はなかった。

ということは現中2生や現中1生の1年後、2年後の高校入試も入試日に変更はない。

全員が入試までの時間は同じだけあるのだから、それをどう使っていくのかで結果は異なってくる。