都立高校合格発表日

今日は令和3年度都立高校一般入試の合格発表日だった。

本年、当塾では残念ながら全員合格とはならなかった。

第1志望に合格することがいいのかもしれない。でも、倍率がある以上、必ず誰かは不合格になるのが入試だ。

合格しても、不合格で併願校に入学しても、ここから大学入試までの時間は全員同じしかない。

何度も授業内で話しているが、三沢中は普通の公立中学校だから、成績がまちまちな集団だ。だが、高校は、入試という選抜がある以上、内申、偏差値ともにほぼ同じ子たちの集団になる。だから、合格して浮かれたり、不合格だったと落ち込んだりして、学習を少しでも怠ると、同等の集団の中ではアッという間に学力順位は落ちてしまう。

特に不合格だった場合に「自分はダメなのだ」などと思い、自信をなくしてはならない。気持ちは分かる。でもそれは、ほんの数点が足りなかっただけのことなのだ。その数点を後悔しても今さら意味はない。現実を受け止めて、今後必ず挽回する方向に舵を切らなくてはならない。

本当の勝負はこの3月からの学習にかかっている。

明日からは大学入試に向けての学習を始めるのだ。

何度も言っている通り、大学入試は本人が(受験生、あるいは保護者も)思っている以上に困難だ。それに打ち勝つには、中学3年2学期の学習道場での、あの切羽詰まったような学習状態を続けなければならない。

継続して、目的意識を持って学習することが大切だ。

合格して浮かれるのも、不合格となって落ち込むのも今日だけにしなければならない。

明日からは全国区の戦いの火ぶたが切って落とされる。

合格した子は次も合格するために、残念ながら不合格だった子は次こそは合格を手に入れるために、努力しよう。

明日から新たなオンライン学習道場が始まる。