令和3年度授業開始

今日から令和3年度の授業が始まった。

中学部の3月最初の授業は新中3生の授業だった。

緊急事態宣言中は、塾の授業は夕方から始まり、20時には子どもたちが在宅になるようにしている。そのため、帰宅後はオンライン学習道場での60分以上の学習を課している。

今日の数学のクラスでは、授業内で行った復習テストの解き直しを夜のオンラインで行っていた。

お母さま方に何度もLINEで画像を送信していただいた。何度目かのやり取りの中でヒントから答えを導き出していく様子が見られた。

その中の生徒の一人は全問正解できたのが23時ちょうどだった。終わったので、オンライン学習道場にコメントを残して出ていくのかと思ったが、今直した問題をさっそく「弱克ノート」に復習し始めた。

塾としては日付が変わるまでには寝てほしいと思っている。でも、きっと「忘れないうちに解き直しておこう」という気持ちがノートに向かわせているのだと思うと、「終わりにしよう」とは伝えられなかった。

そのまま学習している様子を見ていたが、こちらが止めないと夜中になってもがんばりそうな勢いだったので、23:30前には終わるように声をかけた。

その気持ちや行動が、その子の今後をどれだけ伸ばすのだろうかと楽しみに思う。

今現在の「できる・できない」よりも「できるようになりたい」という熱い思いをもって、目の前の問題に取り組むことが大切だと改めて感じた。

1年後の進路はこういう日々の積み重ねの上で決まる。

がんばっていこう。