葉ざくら

春期講習会最終日。

まだ春休み中なのに、だいぶ桜が散ってしまった。
桜の花びらが地面をピンクのじゅうたんのように覆っている。

木を見れば、葉のほうが多くなっている。
残念ながら、今年の桜は入学式まで持たなかった。

入学式には満開の桜の木の下で行われてほしいと思っている。
そして晴天だともっといい。

桜が満開の晴れの日は気分がうきうきして、やる気が出てくるような気がするからだ。

毎年、3月になると「今年の入学式は満開の桜の下でできるだろうか」と開花情報が気になる。

昨年も開花が早かったが、その後、寒い日が続いて何とか入学式まで持った。コロナのせいで入学式も簡素化されて、新高2生には幼稚園の卒園式や中学校の卒業式同様、ちょぴり寂しい門出となった。

今年は葉ざくらの入学式になるが、そんなことには関係なく、新しい門出である入学式には希望をもって一歩を踏み出してほしい。

今年、当塾を巣立っていった新高1生がそんな気持ちをもって、入学式に臨み、将来に向けて学習に励んでくれることを願う。