四つ葉のクローバー
つい最近、植物学者が四つ葉のクローバーについて解説しているテレビを見た。
今、四つ葉のクローバーは人気があるらしく、調べてみると、ストラップや携帯電話のカバーなどの装飾品や鉢植えなどが売られていた。
実は私は子供の頃から四つ葉のクローバーを探すのが得意だった。親になって、子供を河川敷で遊ばせながら、探したりもしていた。経験上、まとまって見つかることが多いことから、「四つ葉のクローバーは同じ株にできやすい何かがあるのではないか」とふと思ったことがあった。そのことを思い出し、テレビを見ていた。
四つ葉のクローバーは変異種なのだそうだ。
クローバーは三つ葉になるように、葉の核ができるそうだ。その核を作っている数日間の間に人間に踏まれるなどの刺激があると、その刺激で三つだった核が四つやそれ以上に増えるのだそうだ。
ほんの数日間の間にたまたま刺激があると変わってしまうというのも、ものすごい偶然で、四つ葉のクローバーが「幸運を呼ぶ」と言われるのもわかる気がした。
昨日のブログで「何も考えない根無し草や、凝り固まり、吸収力のない草」は困ると書いたが、クローバーはちょっとした外からの刺激でも変異し、「幸運の四つ葉のクローバー」と貴重がられるほどに変化することもあるのだ。
では、草を学習に置き換えるとしたら、塾の場合、外部からの刺激は「学習管理から始まる学習への向き合い方の指導や方向付け、学習習慣の確立」ということになる。これらがうまく働けば、「高得点」「高成績」「高偏差値」となっていく。
これからもより良い方向へ向えるように刺激の時期を逃さないよう、じっくり観察していきたい。
ちなみに、私が思った「同じ株に四つ葉のクローバーはできやすい」は一部に変異が起きるとその株全体に影響し、四つ葉以上の葉ができやすくなるとのことだった。
ふと、思ったことだけれど当たっていてうれしかった。