小学部保護者の方へのお知らせ(2021-06-16)

小学部保護者各位

予定よりもだいぶ遅くなりましたが、「鉛筆の持ち方矯正」を始めました。

当初は4月から始める予定でしたが、より良い持ち方矯正具がなく、探すのに時間がかかってしまいました。今週、全員に持ち方を矯正するサックをお渡ししました。いろいろと試してみましたが、このサックは「中指の鉛筆の位置を確認できる」「親指・人差し指の位置がわかりやすい」ことと、「鉛筆を持つとサックがほとんど隠れて傍から見えにくい」ので選びました。

現在では鉛筆を正しく持てる子供の方が少ないのかもしれません。

鉛筆の持ち方が正しくないと、「すばやくスピードをつけて書く」ことができません。また、「筆圧が弱かったり、強かったりする」ことが多いと感じます。そして、学習する際の姿勢が悪いことも多いです。それは学習の妨げになりやすいので、矯正ができる小学部に焦点を当て、矯正することにしました。

矯正具をつけて鉛筆を正しく持つと、最初は字が書きにくくなり、姿勢が悪くなってしまったり、テキストやプリントを動かさずに自分が動いて書こうとすることが多くなります。ですから、これも併せて矯正していきます。

詳しくは「鉛筆の持ち方と書き順」「鉛筆の持ち方 その2」をご覧ください。

また、この機会にお願いですが、学校や塾などでは長い鉛筆を使うようにしてください。また、消しゴムもある程度大きいものを持たせてください。

短くなった鉛筆や小さく丸くなった消しゴムはご自宅で使用するようにしてください。

えんぴつを正しく持つためには、えんぴつにある程度の長さがないと持ちにくいです。丸く小さい消しゴムは消しにくいうえに、よく机から落ちてしまいます。

姿勢をよくするためのお願いとして、学習中はサイドの髪の毛が垂れ下がらないように、髪の毛を留める、あるいは結んでください。普段はかわいい髪形も学習では妨げになってしまいます。

すべて学習に必要なことですので、お忙しいところ、恐縮ですが、ご配慮いただきますよう、よろしくお願いいたします。