普段から学習する子は強い

定期テスト前学習道場を実施するたびに思うことがある。

それは「やはり普段からきっちりと学習している生徒は強い」ということ。

日々の努力の積み重ねは短期間で仕上げた力の何倍もの力を持っているということ。

「テストの前だけ学習すればいい」などという甘い考えでは日々の積み重ねに勝つことはできない。

そして日々の積み重ねができるようになるためには「学習が習慣となっていること」が必要だ。

歯磨きと同じ。

親なら誰でも経験したであろう、子供に歯磨きの習慣をつけるまでの苦労の日々。

あの手この手を使って、必死に習慣づけたはずだ。

親が必死になったから、子供は「歯磨きするのは当たり前」と思って、毎日、朝晩に歯を磨く。

「鉄は熱いうちに打て」と言う。

習慣も早ければ早いほどつきやすい。

中学生にもなれば、幼子のような習慣のつけ方は難しい。

精神的に大人に近づいているから、親が叱っても、なだめてもうまくはいかないことが多い。

子ども自身が「よくなりたい」という気持ちを持って、チャレンジしていかなければならない。

どんなに遅くとも、中学生のうちには学習習慣を身に付けたい。

高校生の学習量は膨大で、習慣をつけるなどと言う悠長なことはしていられないから。