高校を選ぶときに  その1

高校の説明会が行われる時期である。

私自身は高校生の頃、都内の私立高校に通っていた。廊下には、鍵付きの個別ロッカーがあった。そこには皆、私物やら、本来なら持ち帰らなければならない教科書などを入れている人もいた。

高1の秋、その高校の学校説明会の前日にはロッカーのカギをかけずに帰るように集会で教頭先生が生徒たちに指示をした。そして「私は説明会に来てくださる保護者や中学生にどこでもロッカーを開けてみてください。と話します。」とおっしゃった。暗に「見られて困るものは持ち帰れ。」ということを遠回しにお話されたのだ。

以前塾で、あるお嬢さま学校に通う生徒が学校説明会の前日に「明日は校内で会う人すべてに自分から進んで「ごきげんよう」と挨拶をしなさいと担任の先生に言われた」と話してくれたことがある。

説明会ではその学校の良いところが話される。しかし、それではその学校の本来の姿は見えない。

私は学校の説明会に参加する時は必ずその学校のトイレに行くことにしている。それも職員用ではなく、生徒用のトイレに行く。トイレを見ると、その学校の生徒への想いを感じることができる。

大体トイレの印象とその学校の評判はぴったり合う。

ただしこれは私立高校でしか使えない方法だ。

私立高校の説明会に行くときにはトイレを使用する、しないに関わらず、ぜひ学校見学のついでにトイレも見学してきてほしい。